Google Discover(Google砲)に掲載されやすくする7つのポイント
このページでは、「Google Discover(Google砲)に掲載されやすくする7つのポイント」を解説しています。
あなたは、そもそもGoogle Discoverって何のことか知っていますか?
いわゆる、Google砲と呼ばれるものです。
Google Discover(Google砲)って何?
Google Discoverを簡単に説明すると「あなたがまだ検索していない “気になる記事” を、Google が先回りしてスマホに届けてくれるおすすめフィード」のことです。
Google Discover が見られる主な場所
スマートフォンの Google アプリ
Android でも iPhone でも、Google アプリを開くと下部メニューにある[Discover]タブに記事が並びます。
Android のホーム画面を左スワイプ
Pixel など多くの Android 端末では、ホーム画面を左へスワイプすると Discover フィードが全画面で表示されます(メーカーによっては設定でON/OFF)。
モバイル版 Chrome の新しいタブページ
Chrome を開いて「+」で新しいタブを作ると、検索バーの下に Discover カードが並びます。ここからの流入も多めです。
スマホで google.com を直接開いたとき
ブラウザで google.com を開くと、検索ボックスの下に Discover が表示される場合があります。
[フォロー中]タブ(Google アプリ/Chrome)
Chrome や Google アプリには、気になるサイトを「フォロー」して更新を受け取れるタブがあります。ここにも Discover と同じ仕組みで記事が出てきます。
パソコン版 Google(今後拡大予定)
2025 年以降、PC の google.com ホーム画面にも Discover を試験表示する動きが進んでおり、順次利用できる地域が広がっています。
まとめると、現在は モバイル中心 に表示され、Google アプリ・Android ホーム画面・モバイル Chrome の新規タブが三大入り口となっています。今後はデスクトップにも広がる見込みです。
こうして、Discover に載ると 1日で一気に数千~数万 PV も増加することがあるため、ブロガー界隈では「Google砲」と呼ばれています。
本当にアクセスが急増するので、クリック単価広告やアフィリ案件の露出も増え、収益インパクトも大きくなるのが特徴です。
ちなみに、Discover に載ったことがないブログは、サーチコンソールのサイドバーのメニュータブに「Discover」という項目が表示されません。
逆に、1度でも掲載されたことがあると、「Discover」が表示されて、データが溜まるようになっています。
注意ポイント
Google Search Consoleに「Discover」のパフォーマンスレポートが表示されないからといって、それはサイトの品質が低いことを意味するわけではありません。単に、Google Discoverに掲載された実績がないか、データが少ないだけです。
▼ラグジュアリーモーターズワールドのDiscoverデータ(全期間)※ブログ開設後15日間だけ外れています
では、どうすれば Google Discover に載れるのでしょうか。
Google Discover(Google砲)に掲載されやすくする7つのポイント
まずは、「Google Discover」と検索して、Google公式の検索セントラルにアクセスし、内容を確認することをお勧めします。
どうすれば、Google Discover に掲載されやすくなるのか、Googleさんが教えてくれているからですね。
そして、内容を確認してみるとちょっと専門的な用語なども入っているので、よくわからない人がいるかもしれません。
そこで、記されている内容について、次のように簡単にまとめてみました。
1.ユーザーファーストで役立つ独自コンテンツを制作
経験・専門性・権威性・信頼性(E‑E‑A‑T)を示し、一次情報や独自の洞察を盛り込む。
※読者に役立つオリジナル記事を書く=体験談や専門知識など、あなたならではの情報を入れましょう。
2.クリックベイトではなく内容を正確に示すタイトル
クリックベイトとは、ユーザーの興味を引いてクリックさせるために、タイトルやサムネイルなどを意図的に扇情的にしたり誇張したりする手法です。
日本語では「釣りタイトル」とも呼ばれますね。
誤解・誇張を避け、記事の核心が一目でわかるタイトルを付けることが大切になります。
悪い例「○○するだけで月100万円!?驚愕の方法」
良い例「副業ブログで月収100万円を達成した5つの手順」
悪い例「この写真が語る恐怖の真相…!」
良い例「富士山の火山活動を示す最新衛星画像の読み解き方」
悪い例「要注意!今すぐ見ないと損!」
良い例「2025年4月の住宅ローン金利まとめ」
悪い例「これを知らないと人生終了」
良い例「40代から始める老後資金の作り方」
3.高画質の主要画像を必ず配置
横幅 1,200 px 以上の画像を使い、max-image-preview:large
メタタグまたは AMP で大画像プレビューを許可する(ロゴは不可)。
WordPress で全ページに一括追加
-
テーマの
header.php
に 1 行挿入(更新時に上書きされないよう子テーマ推奨)。
この1行を記入
<meta name="robots" content="max-image-preview:large">
- WordPress の 子テーマ を用意(親テーマを直接いじるとアップデートで消えるため)。
- 子テーマの
header.php
を開きます。 <head>
タグの中、できれば<?php wp_head(); ?>
より 上 に 1 行ペースト。
すべてのページで “大きな画像プレビューを許可します” という合図が送られるようになります。
4.ビジュアルを強化してモバイル映えを狙う
画像だけでなく動画やインフォグラフィックも活用し、スマホで見やすいレイアウトにする。
※写真に加えて動画や図解も入れ、縦長画面でも見やすく配置
5.速報性とタイムリーさを確保
トレンドやニュースは素早く公開し、需要が続く記事は定期的にアップデートして関連性を維持する。
※流行中のネタは即アップし、長く読まれる記事は定期的に内容を更新します。
6.扇情的(せんじょうてき)・誤解を招くエンゲージメント手法を避ける
怒りや好奇心を過度に煽る表現、重要情報の伏せ字などはポリシー違反のリスクあり。
※煽りや誤解を呼ぶテクニックは使わない
7.ページエクスペリエンスを最適化
ページの表示速度、モバイルフレンドリー、HTTPS、広告の適正表示を徹底し、離脱を防ぐ。
※速く表示される・スマホ対応・安全な HTTPS・しつこくない広告、の4点をチェック。
という感じで、Googleさんが言っているこれら7項目を意識して実施すれば、Discover に取り上げられるチャンスがぐんと高まります。
本当はあと3つほどポイントはあるのですが、ちょっと専門的な知識が必要になるので、ここでは端折らせていただきました。
そして、これだけ解説しておいてなんですが...
私が所有するラグジュアリーモーターズワールドは、これまで述べた7つのポイントを全く意識せずに適当に運営していたんですが、なぜか定期的にDiscoverの恩恵を受けています。
つまり、私の上位表示ライティングの型がたまたまDiscoverの掲載ルールに適合していたということになります。
▼ラグジュアリーモーターズワールドのDiscoverデータ(直近6カ月間)
ただ、7つのポイントを実施することで、さらにDiscoverに載りやすくなる可能性は大いにあります。
このように、やはりGoogle砲のパワーは凄いので、まだDiscoverに掲載されたことがない人は、私の上位表示ライティングの型を入手しつつ、7つのポイントを実践することをお勧めします。
急にアクセスも収益も爆増して楽しいですよ!